おはようございます、けんぼうです!
海外旅行に行ったら、目に焼きついた景色を写真に撮りたくなりますよね!
値段が高いため、購入を数ヶ月間迷っていたのですが、海外旅行前に RICOH THETA SC 360度 全天球カメラ を購入してしまいました!
何枚か撮ってみた感じ、すごく臨場感のある写真が撮れるのでオススメします!
360度の写真は記録ではなく、記憶を切り取る!
普段の旅行では広角のデジカメCOOLPIX P300 (結構古め)を使用しており、あらかじめカメラのフレームに入れた「眼前の場面」を記録しています。
旅行から帰ってきて、印刷。保存。通常はそれで十分なのですが、写真を撮ったとき、周りの状況ってどんなだったっけ?・・と思うこともしばしば。
たとえば、沖縄で泊まったホテルのベランダから撮った海の写真。写っているのはベランダの手すりと、海でした。
でも、その日泊まった部屋は、どんなだったっけ・・・?3泊したから記憶はありますが、TVやソファー、テーブルがどんなだったかまでは覚えていません。ああ、思い出したい。
ホテルで部屋の中の写真を撮ることもあるでしょう。
でも、すべて覚えているわけではありません。もちろん、覚えておかなくても困ることはないですが、旅行の余韻に浸るのはディティールが肝心。
そんな要望の最終形態ともいえるのが、「360度まるごと撮ってしまう」という「リコー シータ(RICHO THETA)」なのです!
以下のギャラリーを見て、一目ぼれしてしまいました。
前だけじゃなく、横、後ろ、上、全部見えます。感動です。専用アプリが必要ですが、驚きしかありません。
ページトップの写真は、試しに「ラゾーナ川崎」の円形状の広場の中心から撮った写真をパノラマ状に加工したものです。
360度だと自分も写ってしまうのですが、他人に見せるのでなければ問題ないですね(笑)
リコーシータ 開封の儀(やってみたかった)
あまり意味はありませんが、せっかくなので(笑)
まず、外箱です。
長辺が18cm程度と小型です。
ふたを開けたところ。中ふたが出てきました。
中ふたを開けると、本体が登場。本体の下に、説明書とマイクロUSBケーブルが格納されています。
同梱物は上記で全部です。一番右に、リコーシータ本体を収納する布製のソフトケースが入っています。
本体のアップ。これは背面ですが、後ろ側にシャッターボタンがあります。
本体を横から見たところ。ボタンが3つあり、上から、電源、WIFI、静止画・動画切り替えボタンです。わかりやすい操作性。
下からみたところ。真ん中の丸い穴は雲台のジョイント穴です。
左側にマイクロUSB端子があります。ここで充電、PCとの接続をします。
周辺用品も購入。左側がシリコン製の本体カバー、右側がストラップです。
シリコン製のカバーは本体にしっかりフィットするので、キツキツなところを引っ張りながらはめ込んでいきます。
全部はめるとこんな感じになります。
レンズ部分を保護するキャップを装着するとカバンの中に放り込んでも大丈夫になります。
ストラップをつけて、完成です!ストラップをつけたままでも、マイクロUSBケーブル接続が可能です!
自分を写さないように撮る方法もある
写真撮影の方法には色々あり、当然のことながら「自分を写さない方法」もあります。その方法は主に、自分自身をカメラの死角に入れることです。
頭の上で写真を撮り、なるべく写りこみが少なくするというテクニックが一般的のようです。
写真を後から加工して、撮影者を消す方法もありますが、結局のところ写真そのものに自分がなるべく写りこまないようにすることが一番のようです。
ブログに載せたり共有するのであれば「自分を写さないようにする」テクニックは必要かもしれませんが、家族で見るだけであれば特に不要な気もしますね。
トリミングもできるので、自分を無理に消さなくてもいい
なお、リコーシータのスマホアプリだけで、360度の写真の一部を切り取るトリミング機能があるため、共有する手段はあるということは覚えておくといいかもです。
ただし、トリミングした画像は元の画像の一部を切り取っているので、多少が素質が落ちることに注意が必要です。
VRモードが楽しすぎる!
360度の写真は、通常はスマホやPCでスワイプしながら画像を回転させて鑑賞することができます。
そして、VRモード。VRモードでは、スマホを持ったまま、自分がぐるぐる回転して写真を見ます。
スマホを持ったまま右を向けば画面も右に。上を向けば画面も上を向きます。
この機能は、あたかもその場にいるような臨場感を得られるので、超感動します!
唯一、座ったままでは見れないのがネックですが!(笑)
また、プレイステーションVRヘッドギアでも見られるようです。
動画モードでも揺れが少ない
技術の進歩ってすごいですね。360度の動画をとりながら歩いていても、画面がほとんどゆれません。
気分は「世界ふれあい街歩き」気分です。
歩きながらの動画も面白いですが、歩道橋の上から車の動画を撮っていると環境映像が作れますよ(笑)
夜、ヘッドライトの光が流れてゆく、癒される動画ができました。
旅行先で環境動画を撮影しよう!
リコーシータSCは5分までの動画が撮影可能です。
5分以上も撮り続けるのは難しいでしょうから、この時間で十分と思っています。
(ちなみに、上級機種では25分まで連続撮影できます。)
動画撮影は自分が動いて撮影したい、ということもあると思いますが、
交差点や、地下鉄、観光地などで、定点撮影し、帰宅後にゆっくりVRで鑑賞するのが楽しい使い方になりそうです。
さしあたって、パリに行く自分としては
- ルーブル美術館
- エッフェル塔
- 凱旋門の見えるシャンゼリゼ通りの交差点
などで環境動画(自分が動かず、周りが動く)を作成したいと思います!
動きがある場所で、邪魔にならないように、ですね^^;
上級機種との比較
2017年9月に、「リコーシータ V」の発売が発表されました!
比較すると静止画撮影の基本スペックはほぼ同じですが、動画撮影に関してかなり強化されているようです。暗いところでの撮影も強化されていますね。
静止画
- 解像度「5376×2688」、但しシータVは画質アップ
- ISO シータV「100~3200」、シータSC「100~1600」
動画
- 最大解像度 シータV「3840 x 1920」、シータSC「1920 x 960」
- 動画のフレームレート「30fps」で同等
- マイク シータV「4chマイク」、シータSC「モノラル」
- ジャイロセンサー シータVのみ搭載
- ISO シータV「100~6400」、シータSC「100~1600」
リコーシータVはお値段が5万円オーバーでシータSCの約2倍以上ということもあり、 いきなり購入するには敷居が高いです。
リコーシータSCを使い倒し、そのうえで更なる動画性能の向上に興味をもったならば、リコーシータVも検討することになるでしょう^^。
まずは、旅行を目いっぱい楽しみましょう!