おはようございます、けんぼうです!
6月の下旬になりますが、ソニーのワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン「MDR-EX31BN」を購入しました。
飛行機の中の騒音対策として購入したのですが、初めてのノイズキャンセリングイヤホンということで、2ヶ月使用した結果の感想と、購入する際に比較検討した機種について記載します!
MDR-EX31BNとは?
「MDR-EX31BN」は、遮音率98%を誇りながらもお手ごろ価格の、ソニーのワイヤレスノイズキャンセリングイヤホンです。
カナル型のため、それだけでも遮音性は高いのですが、ノイズキャンセルをONにすると、「スッ」と周りの音が消えます。駅構内などでノイズキャンセルをONにすると効果のほどはよくわかりますよ!
本機種は「ワイヤレス+ノイズキャンセルユニット」の本体部分と、イヤホンがセットですが、一体型ではないため、イヤホンが断線した場合や、もっと長いイヤホンが欲しい場合には、イヤホンだけ購入して交換することも可能です。
付属のイヤホンケーブルは端子から分岐点まで約30cmですが、イヤホンケーブル単体の「MDR-NWNC33」は端子から分岐点まで約60cmです。
また、本体裏側にはクリップがついており、スーツなどにはさむことも可能です。
電源は真ん中の大きな受話器の絵が書かれている「POWER」ボタンを長押しでON/OFFします。一時停止も同ボタンを押すだけです。
本体のサイドには曲の早送り、巻き戻しと音量の+-ボタンがあります。
反対側のサイドにはスライド式のノイズキャンセルスイッチがあり、大体手の感触だけで操作が可能な感じです。
ノイズキャンセリングイヤホンを購入した理由
もともとは購入する予定はなかったのですが、4月に飛行機に乗る練習で青森までフライトした際、思ったよりも飛行機の中がうるさく、これが長距離フライトの間も続くのは辛いな、と思いました。
ANAの国際線のビジネスクラス席にはノイズキャンセリングヘッドホンが設置されているという話もあるのですが、普段使いしていて馴染んでいるものを使ったほうが精神的に良いだろうと思ったこと、
そして、物欲に負けました。
だって欲しかったんだもん(笑)。
もうひとつ、フランス語をシャドーイングで勉強しているのですが、通勤電車って意外にうるさいんですよね。音楽を聴いているときはそれほど気にしなかったんですが、聞きなれない外国語の聞き取りをするには静かな環境が欲しい!と思ったことも理由のひとつです。
もちろん、ノイズキャンセリングイヤホンだとはっきりと聞き取れるようになりました!
フランス語の勉強を始めて改めて思ったのが、「自分、意外に英語わかってる!」ということ。フランス語だとわからない単語も、英語に訳すとわかる。フランス語を日本語に訳しても意味がわからなくても、英語に訳すと意味がわかる。
たとえば、「vous avez(ヴザヴェ)」はgoogle翻訳で日本語に約すと「あなたは持っている」となるのですが、英語に訳すと「you have」。英語のほうがしっくりきます(笑)
日本人はきっと自分が思っているよりも英語できますよっ、と。
話が脱線しました。戻します><
購入時に比較した商品
結構お値段が張るので、購入前には、すごく迷ったんです。
迷った挙句、近所のヨドバシカメラ、ビックカメラに足を運び、何度か試着!
実際に購入したソニーの「MDR-EX31BN」と購入を迷ったBOSEの「QuietComfort 20(QC20)」をそれぞれ試着してみて、音を聞き比べてみたり。
試着の結果は、圧倒的にBOSEの「QuietComfort 20」のほうが耳にフィットし、圧迫感もなく、カナル型を使ったことのない自分にはしっくりきました。
ソニーの「MDR-EX31BN」はカナル型のため、自分が今まで使っていたダイナミック型と違いすぎて装着すると耳に違和感が・・(^^;
わかってはいたんですが、やっぱりあわないなぁ・・・ということでどちらを購入するか、非常に迷いました。
2つの製品を自分の感覚で比較すると、こうなります。
比較項目 | SONY MDR-EX31BN | BOSE QuietComfort 20 |
価格 | ○約8200円 | ×約29200円 |
装着感 | ×(カナル型) | ○(イヤーチップ) |
音質 | ○普通 | ○軽め |
本体の形 | ○(取り扱い容易、ケーブル短め) | ×(取り扱い注意、ケーブル長め) |
結果的に、ソニーの「MDR-EX31BN」を購入したわけですが、
一番大きな決断材料は、壊れてもショックが少ない値段だったこと、そして、取り扱いの容易さです。
BOSEの「QuietComfort 20」はイヤホンケーブルにボックス状のノイズキャンセル機構を持たせているため、雑に扱うと断線しやすいということもあります。
それも、このノイズキャンセル機構のボックス、結構大きいんです。
その点、「MDR-EX31BN」はワイヤレスレシーバにノイズキャンセル機能を持たせているので、見た目スマートで、断線の心配も少ないです。
耳の装着感だけが捨てがたかったのですが、最終的に「雑に扱っても壊れにくい(だろう)」と思われるほうを選びました。
2ヶ月間使ってみた感想
SONYの「MDR-EX31BN」を2ヶ月間使ってみた感想は
- 取り回しのよさ的には満足
- 音質には不満はない
- カナル型はだんだん慣れてきた
です。
不満はありません。良い買い物をしました^^。
電車のなかでもガタンゴトンという音がほぼ聞こえなくなります。アナウンスや人の声はちょっと遠めに聞こえますが、音楽を聴いてしまうと声もほぼ聞こえません。
メリットとしては、ノイズキャンセルされているので音量を小さくしても音楽がちゃんと聴けるということ。
と、同時に、カナル型は耳の奥まで「キュッ」と押し込まないとノイズキャンセル効果が薄い(ほぼない)ので、装着時に若干の手間がかかります。
あとは、利用時にカバンに雑に出し入れをしていますが、引っかかりにくい形状のため、出し入れ容易で使いやすいですね。
カナル型の装着感には徐々に慣れてはきましたが、カナル型に抵抗のない方には自信をもってオススメできる一品です!
ともあれ、これで飛行機の騒音対策もできそうです。
2017/12追記
飛行機の中でも快適でした!
2017年9月に、ANA国際線で羽田空港⇒パリ、シャルルドゴール空港まで片道12時間のフライトを経験してきました!
もちろん、ノイズキャンセリングイヤホンは大活躍でしたよ!
ANA国際線のビジネスクラス席にはノイズキャンセリングヘッドホンが装備されているので、機内で映画などを見る際には備え付けのものを使用しました。
但し、横になって寝るときはイヤホンのほうが快適ですね!
ヘッドホンだと仰向けに寝る以外に方法がなく、寝返りが難しいですが、イヤホン装着の場合、体勢はほとんど自由になります。
(機内エンターテインメントの音楽チャンネルを聞いたまま寝ようと挑戦した結果)
また、そもそも備え付けのノイズキャンセリングヘッドホンは、耳を完全に覆う形ではないため、それなりに隙間が生じ、音を遮断する効果もそこそこです。
エンターテインメントを楽しむ分には機内備え付けのヘッドホンで問題ないのですが、飛行機の中で静かな世界を確保するには、自前のノイズキャンセリングイヤホンを持ち込むのがよさそうです。
まとめ
ではでは、また!